Q. P&Gの総合職ではなく、専門職に応募した理由を教えてください。
元々関西出身で、結婚を機に当時生活していた東京から関西に生活拠点を戻すことに決め、転職活動を開始しました。活動する中で、P&Gは外資系企業で多様性が豊かな職場環境だと聞いていたので、グローバルな職場環境に身を置けることに魅力を感じていました。また、専門職は基本的に転勤がなく、また、1つの専門性を長く磨けることに魅力を感じたので、専門職として応募することに決めました。
もし仕事の範囲が狭まるのであれば総合職として応募することも検討していましたが、入社前の面談で業務の意思決定や組織の仕組みについて確認した結果、私の考える働き方ができると思ったことも理由です。
Q. P&Gへ入社し、ギャップを感じたことがあれば教えてください。
選考応募前は専門職=日本企業の一般職というイメージを漠然と持っており、実は総合職と比較しできる仕事の範囲が狭いのではないかと懸念していました。しかし実際には、オペレーション業務の意思決定はほぼ権限が与えられており、リーダーの承認が必須のもの以外は自身で決定することができます。承認が必要なものについても、自身の専門的な知見を元に提案し、承認依頼することがほとんどなので、私たち専門職の意見はかなり尊重されています。また、専門職の中には総合職のサポートの元でプロジェクトをリードし、社内の業務改善を積極的に進めている人もいますし、経験豊かな専門職の中には自身でプロジェクトリードをしている人もいます。一方で、組織運営に関しては総合職のリーダーが指揮を執るため、自身は専門的な業務だけに集中できるというのがメリットだと感じており、仕事の範囲が狭まることはほとんどないと感じています。
もし日本の企業のいわゆる「一般職」を想像して入社した場合は、P&Gの専門職はかなりタフに感じるのではないかと思いますが、その分大きなやりがいや達成感を感じることができます。
Q. P&Gでの働く環境について教えてください。
制度面では、在宅勤務やフレックスワークなどの働きやすい制度が整っています。急な用事で実家に帰らなければいけなくなった際や出張の前後、また、通院や子供の送迎等の短時間の外出が必要な際に、リモートで働けるのは大変ありがたいです。また、私が所属するチームでは、各業務のバックアップ担当者があらかじめ決まっているので、短時間不在になる際は事前に共有しておくと緊急時のサポートができるようになっており、安心です。決まったバックアップ担当者がいるので休暇も取りやすいです。
環境面では、社内の学習プログラムが充実しているのは大きな魅力だと感じています。学びたい意欲のある人は、スキルをどんどん身に着けてステップアップすることができます。私の周りには高い自己成長意欲を持つ人たちが多く、私自身の成長への良い刺激になっているように思います。
Q.ワークライフバランスはどのように保っていますか?
休日が楽しみになる予定を事前に計画し、月に1日は土日祝以外の年休を積極的に取るようにしています。
また、平日は、残業しすぎないように気を付けています。我が家では、夕飯のスタート時間を20時に固定し、繁忙期以外は夫と毎日交互で夕飯を作る約束をしています。自分の当番の日もそうでない日も、20時の夕飯スタートに間に合うように仕事を終えられるよう、仕事の優先度をつけて取り組むようにしています。